棚田オーナー制度について「皆様へのお約束」

• 棚田オーナー制度とは

  私たちの「棚田オーナー制度」は、単に田んぼの一部区画のオーナーとして、米作りに参加いただき、収穫米を分け合うだけではなく、オーナーとしての活動を通 じて、里山の素晴らしさを知っていただき、その恵みを分け合うことを目的としています。オーナーの方には、米作りに係る田植えや稲刈りだけではなく、棚田を再生した 畑を利用しての野菜づくりやその収穫のほか、餅つきやとんどなどのイベントにも ご参加いただき、当地の魅力を存分に味わっていただきたいと考えています。

• 棚田オーナー制度で体験いただけること

  1. 田植えや稲刈り、草取りなど、体験可能なお米作りの作業
  2. 棚田を再生した畑での野菜の植付及び収穫体験
  3. 収穫後の餅つきや 1 月のとんどなどのイベント
  4. その他、突発的にご案内する活動(耕作放棄地の開墾や道路清掃など)
  5. 上記は、オーナーの皆様のご意思によりご参加可否を決定いただけるものですので、田植えと稲刈り以外は、その時々の事情により、参加不参加をお決めいただければ 結構です。(義務ではありませんので、ご安心ください。)

• 棚田オーナーにお持ち帰りいただけるもの

  1. 1 区画当たり収穫米(白米) 5kg ※収穫後の乾燥や籾摺りなどの工程の都合上、白米はご自身で収穫したもののみとは 限りません。あらかじめご了承ください。
  2. 収穫した野菜 (でき具合によりお持ち帰りいただける量が変わります。) ※お持ち帰りいただく量は、公平性を保つため、参加人数にかかわらず、1区画当たりとなります。
  3. 自然あふれる里山ならではの体験を通じて得られる楽しさ、発見、驚きなどの思い出☆普段遭遇することのない虫や動物との出会いにびっくりすることがあるかも。
  4. 地元の方々やほかのオーナーの方、モリモリ倶楽部メンバーとの交流の思い出

• オーナー料

  田んぼ 1 区画(約 20 m²あたり年間)1 万円

• 棚田開墾モリモリ倶楽部がお約束すること

  1. 米作りに欠かせない、日々の水の管理や獣害対策等は棚田開墾モリモリ倶楽部メンバーが行います。
  2. 米作りだけではなく、野菜づくりの育成に必要な普段の管理についても棚田開墾モリモリ倶楽部メンバーが行います。
  3. 各種の農作業については、日にちを決めてご案内いたします。その日ご参加いただくことが難しい場合は、また次回の農作業にご参加ください。

• ご理解をお願いしたいこと

  1. 農業は、自然が相手の営みです。想定外の天候(大雨や台風など)や獣害(鹿やイノシシなどの侵入により、 作物が荒らされること)、虫害(ウンカなどの害虫の大量発生により作物が被害を 受けること)などの原因のため、収穫量が著しく減少または収穫できない場合があります。進呈できる白米の量が、5kg 未満となる場合もありますが、ご理解ください。
  2. 各種作業やイベントの運営にあたりましては、安心安全に十分注意し、運営する所存ですが、オーナー様におかれましても、作業中は、ご自身及びご同伴の方 のみならず、周りの方々の安全にご配慮いただけますようお願い申し上げます。

私たちの棚田オーナー制度は、スタートしたばかりの新しい取り組みです。皆様のご協力により、より良い内容に進化させていきたいと考えておりますので、 ご意見・ご要望などご遠慮なくお寄せいただきますとともに、より良いものになるよう ご協力をお願いいたします。

棚田を復活し元気を快復!!

中国山地の豊かな森林、水、空気に支えられた美しい集落、八千代町本郷。そこには、昔ながらの生活文化と不思議な棚田群が広がっています。広島市内から車で、約50分の山奥の小さな集落です。高齢化と人口減により耕作放棄地になってしまっている棚田を、皆で開墾し復活させ、10年後に小学生が元気よく通う姿を見ることが目標です。都市部と山間部の住民が相互に快適に生活できるよう、より多くの方に知っていただきたいです。